日ハムドラ1矢澤、1日の紅白戦で実戦デビュー

　日本ハムのドラフト１位・矢沢宏太投手（２２）＝日体大＝が、順調なら２月１１日の紅白戦（名護）で投手として実戦デビューすることが２８日、分かった。野手としては同１日の紅白戦（名護）で実戦デビュー見込みで、本格的に二刀流の歩みを進める。

　初日から紅白戦を組むなど、実戦を重視する新庄監督２年目のキャンプ。それでも、矢沢を含めルーキー投手の実戦にはやや慎重だ。第２クールで打撃投手を行い、問題がなければ第３クール初日の紅白戦登板へ。投手としての本格的なアピールは、そこから始まる。

　同じく投手のドラフト２位・金村（富士大）、同６位・宮内（日本製紙石巻）も同じステップを踏む予定。矢沢ら一部のルーキーはこの日、早い実戦に備えてか、例年より２日早く沖縄入りした。「まずは紅白戦もありますし、自チームの選手の映像を見ました」と研究にも余念がない二刀流左腕。投打ともにチーム内の競争を勝ち抜いていく。